バイオハザード

映画「バイオハザードⅤリトリビューション」ネタバレあらすじ結末

どうも、光成です。

 

今回もバイオハザードの続きになります。

最終局面に近づいてきましたが、
どうなっていくのか?

前回までのあらすじはこちらです。

ちなみに、この表示の仕方、この間初めて知ったのですが、
めちゃくちゃかっこよくなりますね。笑

映画「バイオハザードⅤリトリビューション」キャスト

アリス:ミラ・ジョヴォヴィッチ

〈アリス救出チーム〉
エイダ・ウォン:リー・ビンビン(声:サリー・カーヒル)
ルーサー・ウェスト:ボリス・コジョー
レオン:ヨハン・アーブ
バリー:ケヴィン・デュランド

〈クローン〉
ベッキー:アリアーナ・エンジニア
カルロス:オデッド・フェール
ジル・バレンタイン:シエンナ・ギロリー
レイン:ミシェル・ロドリゲス
アンデッド:中島美嘉

〈アンブレラ社〉
アルバート・ウェスカー議長:ショーン・ロバーツ
レッドクイーン:ミーガン・シャルパンティエ(声:アヴェ・マーソン・オブライエン)

映画「バイオハザードⅤリトリビューション」ネタバレあらすじ

世界最大の企業、アンブレラ社の開発したTウイルス。

恐ろしいことに、このウイルスに感染してしまうと、
人間はアンデッドと呼ばれるゾンビとなってしまいます。

アンブレラ社の地下にあるハイテク施設”ハイブ”の警備担当だったアリスは、
Tウイルスの漏出事故に巻き込まれ、
その事故で救出に来てくれた隊長やレインといった仲間を失ってしまいます。

というのも、アンブレラ社の地下施設であるハイブは、
人工知能レッドクイーンによって制御されていて、
レッドクイーンは地下での感染を地上に拡大させてはならないと考え、
施設内のアンブレラ職員やアリスの仲間を皆殺しにしたのです。

しかし、アリス自身は世界でたった一人、
Tウイルスに適応する遺伝子を持っていたため、
ウイルスに感染するどころかテレキネシスや超人的な身体能力を身につけ無事生還しました。

 

ハイブからのTウイルス漏出事故以降、
ウイルス感染は瞬く間に全米へと広がり、
さらに世界中に拡大。

その間にウイルスに感染したアンデッドは、
様々なモンスターに変異し、世界は終末のような様相を呈します。

そんな中、アリスはジルやカルロスなどの、
数少ない生存者と力を合わせ生き延びていきます。

何度も仲間を失いながらも、一人旅を続けるアリスは、
ことの発端であるアンブレラ社を攻めこみ、
トップであるウェスカー議長をアルカディア号での死闘の末撃破。

アリスは生存者たちとともに全てが終わったという安堵とともに、
アルカディア号の甲板に出て空を眺めたのです。

 

アルカディア号の甲板に出たアリスらを、
アンブレラ社の戦闘部隊が急襲します。

トップであるはずのウェスカー議長を倒したにもかかわらず。

ハエのように群がる大量のオスプレイ群が船の上に飛来し上空から一斉射撃。

生存者が次々と死んでいくなかアリスは一人で反撃。

しかも、敵のアンブレラ軍を率いていたのは、
かつて仲間で死んだはずのジル・バレンタインでした。

アリスは戦闘の中で、オスプレイの墜落に巻き込まれ海に墜落。

そのまま意識を失くしてしまいました。

 

アリスが目覚めると、そこはベッドの上でした。

普通の部屋で普通に眠っていたのです。

バイオハザードもアルカディアでの戦いも、
何事もなかったかのように。

部屋にはカルロスがいて、
カルロスは仕事に行く準備をしていました。

1階には、ベッキーという名前の女の子がいました。

アリスとカルロスの間に生まれた女の子です。

幸せな朝食のひとときでした。

 

しかし、突然、家の中にアンデッドが襲来。

アリスとベッキーを身を挺して守ってくれたカルロスは、
アンデッドに噛まれてしまいます。

二人が家の外に逃げ出すと、
そこは一軒家の立ち並ぶ郊外でした。

 

辺りは大パニック。

 

住民は逃げ出し、警察がアンデッドと戦っています。

アリスとベッキーは、たまたま鉢合わせた車に乗せてもらい一緒に逃げます。

車の運転手は、なんとレインでした。

彼女は、アリスのかつての仲間でしたが、
アリスもレインもお互いのことを分かっていません。

一体どうなっているのか?

 

レインと一緒に逃げていたアリスとベッキーでしたが、
車が事故に遭い二人は逃げ出します。

再び、自分たちの家へと逃げ込むアリスとベッキーでしたが、
そこでアンデッドに襲われてしまいます。

そのアンデッドは、二人を守ってくれた夫のカルロスでした。

 

アリスは再び目覚めます。

今度は、ほとんど裸の状態でした。

そこは天井の高く吹き抜けた、
『キューブ』のような無機質な部屋でした。

アンブレラ社の「拘束室919」

 

アリスが「拘束室919」の中を調べていると、
突然、ジル・バレンタインが現れます。

「なぜアンブレラを裏切った?」

どうやらジルは、アンブレラ社か何者かの手によって
洗脳されているようでした。

質問に答えないアリスに高音のノイズを聞かせて尋問するジル。

 

しかし突然、「拘束室919」が暗くなり、
ジルは機械のように動きを停止させました。

警備システムも停止します。

アリスはその隙に、
その場にあった黒のレザースーツに着替え、
「拘束室919」を出ました。

 

しかし、ほどなくしてシステムが作動。

トラップのレーザーグリッドが発動しアリスを追い詰めます。

無機質な通路の中を走るアリスは、
奥にある扉を抜けました。

そこはなんと、夜の渋谷、スクランブル交差点でした。

霧が立ちこめ、地面は雨で濡れ、
まばらなネオンが光っていました。

しかし、人の気配はなく、
辺りは静寂に包まれていました。

アリスは停まっているパトカーの中から、拳銃と鎖を取り出します。

 

渋谷に一人立つアリスを人工知能が捉えます。

続いて、スクランブル交差点に、
「東京シークエンス開始」という無機質な声が響き渡ります。

すると、急に大粒の雨が降り出し、
このスクランブル交差点に傘をさした大勢の人だかりが歩いてきます。

 

その中に、傘もささず、
青いワンピースをずぶ濡れにさせた女がいました。

ワンピースの女は、突然そばにいた男に噛みつきます。

女はアンデッドだったのです。

渋谷は瞬く間にアンデッドの群れで埋め尽くされ、
アリスは急いで来た道を戻り、
再び扉の中に入って無機質な通路へと入ります。

アリスは通路に入ってきたアンデッドを銃と鎖で倒し別の扉を抜けたのです。

 

扉の奥には、正八角形の広い空間が広がっていました。

床の中央には、アンブレラ社の紋章が刻まれており、
「アンブレラ中央制御室へようこそ」という無機質な声が聞こえます。

正八角形の制御室にはいくつかのモニター付きCPが並んでおり、
そこには殺されたばかりの職員が何人か倒れていました。

 

アリスが落ちていたナイフを手に取った瞬間、
赤いチャイナドレスを着たアジア系の女が突然襲ってきました。

彼女の手には銃が握られており、
アリスとチャイナドレスの女は戦闘を始めます。

「あなたの正体は知ってる」とアリス。

女の正体は、エイダ・ウォンという、
アンブレラに所属するウェスカー直属の部下でした。

 

しかし、エイダは「今は所属していない」と言い返します。

アリスがエイダの首にナイフを突きつけると、
「殺してもいいが、脱出できなくなるぞ」と男の声がしました。

なんと、モニターにはウェスカーの顔が映っていたのです。

ウェスカーは生きていたのでした。「君にまた会えて嬉しいよ」。
なんと、ウェスカーは、アリスを助けにきたのでした。

アリスが「拘束室919」に閉じ込められている時、
この中央制御室に侵入したエイダが見張りの職員を暗殺し、
その隙に、ウェスカーがアンブレラのCPシステムにハッキングし、
警備システムをダウンさせたのです。

アリスが「拘束室919」から抜け出せたのは、
確かにウェスカーのおかげだったのです。

 

「我々が手を組めば、人類の滅亡を避けられる」

そう断言するウェスカー。

実は、アリスが今閉じ込められているのは、
<アンブレラ・プライム>という地下テスト施設であり、
ロシアのカムチャッカに位置しているのです。

実際、この中央制御室の窓から見える外の景色は、
雪山の下にある海底でした。

 

しかも、この施設は人工知能であるレッドクイーンに支配されており、
しかもそのレッドクイーンは暴走し、
ジルを操り、アリスどころか、全人類を殺害しようとしているのです。

アンブレラは、社の主力商品であるウイルス兵器を各国に売り捌くため、
その威力をシミュレーションする必要がありました。

そこで、アンブレラは冷戦終結後にソ連の潜水艦ドッグを買い取って拡張し、
巨大なこの実験エリアアンブレラ・プライムを地下に造ったのです。

アリスが先程見た渋谷の街は、
アンブレラ・プライムにある精巧な東京の模型であり、
他にも、NYとモスクワの模型が存在するのです。

 

アンブレラは、アメリカ、ロシア、中国、日本へと、各国にウイルスを売り捌いて、
軍拡競争を促し、莫大な利益を得るために、
このようなシミュレーション施設を建造したのでした。

それも核兵器よりも低コストにです。

 

そんな巨大で精巧な施設は、アリスと言えども単独で脱出することは不可能。

人類が滅びるのをどうしても避けたいウェスカーは、
アリスを救出するためにエイダを送り込んだのでした。

アリスも、ウェスカーの力を借りるしか、他に手はありません。

 

アリスとエイダは、この中央制御室からNYエリアに入り、
郊外エリアで救出チームと合流。

そして、モスクワエリアを抜けて地上へと脱出するしかありません。

「エイダの他にも救援チームを地上から送る」

こうしてアリスとエイダの脱出劇が始まりました。

エイダの時計のストップウォッチは、2時間を示しています。

 

アリスらのいるアンブレラ・プライムから、遥か上空の地上。

ワイルドな4人の男たちがトラックに乗って、
カムチャッカの雪山にやって来ました。

ウェスカーの送り込んだ、アリス救出チームです。

 

「行くぞ」

レオンというブロンド髪でリーダー格の男は、
地下のプライムへの入口になった通気孔を発見します。

彼ら4人の持ち時間は2時間。

その間に彼らはアリスとエイダと合流し、
このプライムから脱出しなくてはなリません。

 

レオンたちは通気孔口に巨大な爆弾を仕掛け、
吹き抜けエレベーターを降りて地下へと向かいました。

そこには、あのルーサー・ウェストの姿もありました。

かつて、アリスとともにアルカディを戦った仲間です。

途中、彼はアンデッドに襲われてしまったものの、
NBAのスター選手だったルーサーは、一人で戦い抜き生き残っていたのです。

 

レオンたち5人が、吹き抜けのエレベーターで地下に到着すると、
レッドクイーンの指令で動く警備チームが待ち構えていました。

そんなことは百も承知のレオンたちは急襲を仕掛け先手を取ります。

ノースリーブの赤い皮ジャケットを着たバリーをを先導に、レオンたちは地下を進んでいきます。

 

レオンたちは、大きな工場のようなドッグに出ます。

その壁には、双頭の鷲の国章が大きく刻まれており、
旧ソ連最大の原子力潜水艦がそびえていました。

「ヒュ~」。巨大なこの原潜は、アンブレラ社が武器の密輸に使っていたようです。

しかし、そんなレオンたち侵入者をレッドクイーンは感知。

「抹殺せよ」との指令を発します。爆破まであと90分。

 

NYエリアに入ったアリスとエイダですが、
レッドクイーンが「NYシークエンス」を開始します。

「スタンバーイ」という無機質な機械音が、
人気のないNYの街に響き渡ります。

すると、カラカラという何かを引きずるような音が遠くから聞こえてきました。

 

その音はだんだんと大きくなっていきます。

アリスとエイダは銃を構えて警戒。

その音はやがて消え、霧の立ったキャブの後ろから巾着を被った巨人アンデッドが現れたのです。

あの処刑マジニでした。

しかも、アリスらの背後から、もう一体現れます。「ウソでしょ!!?」。

 

アリスとエイダは背中合わせで、
二体の処刑マジニと闘います。

一斉に銃を放つアリスとエイダですが、
処刑マジニの動きは全く止まりません。

処刑マジニは巨大な斧をいとも簡単に振り回しアリスらを襲います。

タンクローリーに斧が突き刺さり、ガソリンが漏れ出します。

エイダはバスの中に逃げ込みますが、
マジニの斧がバスを突き破って襲いかかります。

苦戦するアリスですが、
二体のマジニを引きつけキャブのガソリンタンクを撃ち抜きます。

 

「ヘイ!ボーイズ!」

すると、キャブは漏れたガソリンに引火し大爆発!二体の処刑マジニも萌え飛びました。

エイダの時計は、あと1時間30分。

「遅れてるわ。急ぎましょう!」

二人が先に進むとNYシークエンスが終了したため、
街は停電したように突然暗くなり、
NYの街並みは消え去ってしまいました。
レッドクイーンは5人の侵入者がモスクワエリアに入ったことを感知し、
「プラーガ・アンデッド」を発動。

モスクワの赤の広場が、突然暗くなりました。

赤の広場にいる5人のアリス救出チームは、
「侵入にバレたんだ。用心しろ」と警戒します。

人気のない赤の広場には、不気味な霧が立ちこめ、
それとは対照的に、クレムリンには美しいイルミネーションが灯ります。

 

そして、赤の広場にも「スタンバーイ」という声が響き渡ります。

「モスクワシークエンス」の発動でした。

レオンたちは前進を止め様子を伺います。

すると、霧の向こうから、
銃を手にした黒装束の人影が大量にこちらに迫って来ていました。

 

「引け!全員退避だ!」

レオンがそう叫び、5人はショッイングセンターの影に隠れますが、
黒装束は一斉にショットガンを放ち始めます。

 

一方、アリスとエイダは郊外エリアに入っていました。

そこは、アリスが夢で見た、あの郊外でした。

本来、このエリアが救出チームとの合流地点のはずでしたが、彼らはまだいません。

エイダの時計は、あと1時間12分。

 

アリスらはある一軒家に入ります。

それはアリスが夢の中で、
カルロスとベッキーと共に暮らしていた家でした。

そこにはアリスのクローンの死体もありました。

 

「シミュレーション用に住民が必要でしょ」

エイダによると、アンブレラはクローンを大量生産して、
シミュレーションの度に新たな記憶を刷り込み、
そのクローンに様々な役職や立場を与えて、
ウイルス兵器の実験を繰り返していたのです。

アリスが見た夢もアンブレラのシミュレーションの一つであり、
そこで出会ったレインも、レインのクローンに過ぎませんでした。

アリスらは二階に上がり、ベッキーの部屋を覗きます。

するとなんと、ベッキーが隠れていました。

 

「マミー!」

もちろんそれもベッキーのクローンに過ぎず、
そもそもアリスには子供はいません。

複雑な心境のアリス。

しかし、アリスはベッキーを抱きしめ、
アンブレラへの憎しみを募らせます。

 

一方、<モスクワシークエンス>。

赤の広場。プラーガ・アンデッドという、
銃などの武器を使いこなすアンデッド集団に、
5人は追い込まれています。

5人はロケットランチャーを打ち込まれ、
隠れていたショッピングセンターが崩壊。

レオンは「時間がない!ここから出るルートを探せ!」と仲間に指示します。
「リアルなものは一つもないわよ」

リビングに並べられたカルロスやベッキーの写真立てを眺めるアリスにエイダは忠告します。

今、身支度をしているベッキーは、
本物ではなくクローンであり、
同じ姿形をしたベッキーのクローンが
アンブレラの倉庫には何十体もいるのです。

エイダは、感傷的になるアリスを必死で冷静にさせようとします。

 

それでも、ベッキーとともに3人で家を出るアリスとエイダ。

しかし、家の前にはジルの率いる警備チームが待ち構えていました。

しかも、そこには、カルロスやレインもいたのです。

 

驚くアリス。「パパ?」カルロスを見たベッキーは不思議そうにしています。

もちろん彼らもクローンでした。

レッドクイーンは、「可能ならば捕獲、必要ならば抹殺」の指令をジルに与えます。

「降伏か死か」セーフティを外しながらジルは迫ります。

 

アリスはベッキーを守るため、
両手をあげながら家の中へと入っていきます。

しかし、エイダが突然発泡。

カルロスらも、こちらに向かって発砲を始めます。

 

たちまちに、郊外は銃撃戦に包まれ、
窓ガラスは割れ、家具が飛び散ります。

アリスもベッキーを家の中に隠しエイダの援護に入ります。

しかし、人数の面で圧倒的に不利なアリスとエイダ。

エイダはアリスにメガネとワイヤー銃を渡し、
「モスクワからドッグへのルートよ!逃げて!」と言います。

エイダは、自分が死ぬことになってもアリスだけは救わなくてはならないと考えているようでした。

アリスとベッキーは裏口から抜け出し走り出します。

 

地下鉄のプラットフォームへと逃げ込んだアリスとベッキーは一人の女と出会います。

しかも、その女はアリスのシミュレーションの夢で、
二人を車で助けてくれたレインでした。

「生きてたのね!」そう言って、
レインは二人を抱きしめます。

 

こちらのレインは本物のレインやジルの部下であるレインとは違って、
銃の使い方すら知りませんでした。

アリスはベッキーをレインに預け、
「あとで話すわ」と言って戦いに戻ります。

「愛してる、ママ」

アリスは出際にベッキーに手話でそう言われました。
モスクワエリアでは5人がまだ戦っていました。

しかし、こちらも人数面では圧倒的に不利なため、
プラーガ・アンデッドの集団にとうとう攻め込まれてしまい、
チームの一人がアンデッドにチェーンソーで身体を切り刻まれてしまいました。

ようやく、プラーガ・アンデッドの集団から逃げ切ったレオンたち。

 

別ルートから郊外エリアに向かおうとしたその瞬間!
仲間の一人が、巨大な両生類のようなモンスターに長い舌で取り込まれ、
呑み込まれてしまいます!

そのモンスターは、変異して大きく巨大化したリッカーでした。

残されたレオン、ルーサー、バリーの3人がショットガンで応戦しますが、
リッカーはびくともしません。

カエルのように動くリッカーは3人に迫り、
彼らは絶体絶命のピンチに陥ります。

しかし、そこに突然、ロールスロイスのファントムが猛スピードで現れ、
巨大なリッカーをひき飛ばします。

「招待状は必要?」アリスでした。

 

3人はロールスロイスに乗り込みます。

息の上がっている3人ですが、
レオンはエイダのことを気にかけています。

「多分やられたわ。残念だけど」

「彼女はタフだよ」

レオンはまだエイダのことを諦めていない様子でした。

 

とにかくほっとする3人ですが、
急に窓ガラスが割れました。

プラーガ・アンデッドが後ろから車やバイクで追いかけて来たのです。

赤の広場でカーチェイスが繰り広げられます。

アンデッドらは戦車まで走らせ、
ロールスロイス目がけて銃弾を撃ちこんできます。

さらに、復活したリッカーまでもが猛スピードで追いかけてきて、
アリスはロールスロイスをそのまま地下鉄のなかに飛び込ませました。

ガタガタと揺れながら階段を駆け抜け、
コンコースの中を走るロールスロイス。

駅は崩れ、リッカーはその瓦礫の山に埋められました。

 

アリスと救出チームの3人は、
プラットフォームでベッキー、レインと再会します。

「あと22分だ」

アリスはエイダに渡されたメガネを使ってドッグへの地図を調べます。

トンネルの先にドッグへの通路があるようでした。

アリスたちは線路に降りてトンネルの中を進みます。

 

「ウェスカーの部下なの?」

アリスはレオンに尋ねます。

レオンは「違う」と答えますが、
世界が地獄寸前の今、ウェスカーと協力せざるを得ないのだというのです。

ウェスカーによると、世界を救う兵器はアリスだけが知っており、
そのためにレオンたちはアリスの救出に来たのでした。

 

そうこう話しているうちにアリスらはトンネルの先に出ました。

そこから梯子階段を登り、
ようやく原潜のドッグに辿り着きました。

「あと11分。まだまだ大丈夫だ」

レオンが先導し、地上へとつながる吹き抜けエレベーターへと向かいます。

しかし、レッドクイーン の「送電網アクセス。現地へバイオハザード」という指令が発せられます。

 

吹き抜けエレベーターに辿り着いたアリスたち。

早速エレベーターは緩慢な上昇を始めますが、
突然動きが止まります。

その上、ライトも落ちて辺りは真っ暗に。

送電網がダウンしたようでした。

 

ルーサーがCPを弄りますが、
電源系統を戻すにはパスワードが必要。

アリスは怖がるベッキーに「必ず守るわ」と手話で堅く約束します。

レオンは「あと9分しかない。プランBでいこう」とルーサーに言います。

しかし、次の瞬間!天井から巨大なリッカーが再び現れ、
バリーを吹き飛ばして致命傷を与えます。

 

さらに、ベッキーを舌で捉えて誘拐し、
それを止めようとしたレインの首をへし折ったのです。

「ママー!」リッカーに連れていかれるベッキーを見て、
アリスが助けに行こうとしますが、

「仲間の死を無駄にする気か?」

と、レオンが引き止めます。

 

「あの子より、君の命の方が大切だ」

「それは違う」

お互い譲りませんでしたが、
結局アリスはベッキーの救出に向かいます。

ルーサーもアリスに付き合おうとしますが、
その瞬間!ルーサーが腹に被弾してしまいます。

 

ジルたちがやって来たのです。

「俺は大丈夫だ。行け!」ルーサーはそう言い、
アリスはエイダから受け取ったワイヤー銃で上へと向かいます。

そして、リッカーの頭部をショットガンで連射。

撃破して、リッカーの繭に捕らえられたベッキーを助け出しました。

 

一方、ジルチームと銃撃戦を繰り広げるレオン、ルーサー、バリーの3人。

しかし、武器も底を突きかけ、
人数的にも不利な救出チーム。

致命傷を負ったバリーは、
自分がもう長くないことを悟り、
「ここは任せろ!」と自己犠牲の決意をします。

レオンとルーサーはエレベーターに乗り、バリーは一人で戦い抜きます。

 

エイダを捕虜にしていたジルは、
バリーに「銃を置いて出てこい」と言います。

死を覚悟したバリーは葉巻を吸い両手をあげて降伏します。

バリーは身体中に銃弾を浴びました。

その隙に、レオンとルーサーはエレベーターに向かったのです。

 

その頃、地上へと向かうアリスとベッキーはあるものを目にしました。

そこには吹き抜けの広い空間に、
様々な人間のクローンが屠畜工場のように吊られて並べられていたのです。

しかも、そのクローンはDNAの螺旋階段のような形状にコンベアのように運ばれていたのです。

その酷くも壮大な景色に、
アリスは目を奪われ、
ベッキはーはアリスのクローンを発見し
「あれもママなの!?」とパニックになっていました。

 

エレベーターで上昇するレオンとルーサーは、
爆発10秒前を迎えます。

そして、10秒後、その巨大な爆発はアンブレラ・プライム全体を巻き込み、
海水が浸水して大洪水を引き起こしました。

「逃げろ!」そう叫ぶジルたちですが、洪水に巻き込まれてしまいます。

 

地上についたレオンとルーサーは、
別の道から来たアリス、ベッキーと合流し、
トラックに乗って雪山からの脱出します。

「ヘリが迎えにくる安心して休んでろ」運転するレオンは、
アリスとルーサーにそう言いますが突然トラックは転倒。

凍った地面が割れ、海底からなんと原子力潜水艦が現れたのです。

そこからは、ジル、レイン、エイダが出て来ました。

彼女らはドッグの原潜に乗って、地下から逃げ切っていたのです。

 

「二人だけ?」アリスはジルに冷たく言い放ちます。

「十分でしょ」。

ジルはそう言い、レインは自分の身体にプラーガ寄生体の薬を打ち込みます。

それと同時に、ジルは走り出し、
アリスと戦闘を開始します。

レオンとルーサーも、銃をレインに撃ち込みますが、
プラーガの寄生したレインには通用しません。

 

ジルの胸には、レッドクイーンからの指令が届く赤い装置が取り付けられており、
ジルはその装置のせいで洗脳されているようでした。

アリスはジルに苦戦しますが、
その装置を取り外すことに成功。

ジルは雪山に倒れ込み、痙攣していました。

 

一方、レオンとルーサーは、
とてつもない身体能力のジルに苦戦。

ルーサーはレインの掌底を心臓に受け死んでしまいます。

レオンも全くかなわず、アリスがレインに向かっていきますが手も足も出ません。

 

しかし、雪の溶けた海底に人影を感じたアリスは、
レインをそこにおびき寄せます。

そして、意識と記憶を取り戻したジルが、
「アリス!」と言って銃をアリスに投げて寄越します。

 

「そんなんじゃ殺せないよ」

ほくそ笑むレインでしたが、
アリスはレインに向かってではなく、
凍った地面に銃を打ち込み、
レインを海底に突き落とします。

海底にはアンデッドの群れが大量に発生しており、
無敵のプラーガ・レインも、
海底の奥底へと引き摺り込まれていきました。

そして、薄暗い雪山に光が差し込み 、
とうとう迎えのヘリがやって来たのです。

アリスは気が抜けたのか、膝から崩れ落ち、眠ってしまいました。

 

ヘリの中で目覚めたアリスは、
ベッキーが無事なことを確認します。

「目覚めてよかったわ」とジル、レオンとエイダも無事でした。

ヘリはワシントンを捉え、ホワイトハウスへと降り立ちます。

 

そこは緊急大勢のような状況となっており、
数少ない生存者たちが懸命に働いていました。

そして、アリスは一人、大統領室へと通されます。

そこにはウェスカーがいました。

 

「居心地良さそうね」

「まあ、大統領気分は悪くない」

しかし、次の瞬間!高速移動したウェスカーは、
アリスの首に何かの薬を打ち込みました。

 

アリスは倒れ込みます。

「な、なにを打ったの?」

ウェスカーは、Tウイルスに世界で一人だけ適応し、
超人的な能力を開花させたアリスの能力こそが、
人類の救出には必要だと感じていました。

だから、その力を失っていたアリスに、
新たにウイルスを撃ち込んで元の超人的な力を取り戻させたのです。

 

「君こそが兵器だ」

そういうウェスカーに向かって、
アリスは「殺してやる」と吐きました。

「たぶんそうなるだろう。だが、その前に仕事がある」

そう言って、ウェスカーはアリスやレオンたちを、
ホワイトハウスの屋上に連れ出します。

そこには武装した兵士や、放射台が設置され、
徹底的な武装体制が敷かれてありました。

「世界で生き残っているのはここにいる者だけだ」

ここにいる生存者たちは、
レッドクイーンとアンデッドという共通の敵で結ばれているのです。

 

「これは人類最後の抵抗で、終末の幕開けだ」

その抵抗のために最終兵器であるアリスが必要だったのです。

アリスたちの視線の先には、ホワイトハウスを囲う高い壁があり、
その外側には、無数のアンデッドが永遠と続いていたのです。

 ※徹底的な管理をしている為、第三者に情報が漏洩することはありません。

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